いや悪くないよね？Let’s read BoysLove！！ BL好き集まれ！！ 男の自分がBLを読んで、感想を述べるブログ。 ネタバレはあり。 BLが苦手な方は読まないほうがよろしいけど、少しでも興味があったら薄目でご閲覧ください。 キンプリラッシュ攻略メモ始めました。
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スニーキーレッド たなと
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 スニーキーレッド (Feelコミックス オンブルー) |
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| AUTHOR | #たなと | |
| YEAR | ■2013 | |
| VALUE | ★★★★★ | |
| CATEGORY PROPERTY | ||
この作品は宙出版「このＢＬがやばい！2015」にランクインしている作品。
そして、僕のおススメ作品のうちの一つ。
ただし、王道作品ではなくて、異彩を放つ作品です。
ＢＬ初心者は結構難しいかもしれません。ドＳとドＭのお話です。
下衆ＢＬを紹介する流れで思い出した作品ですが、
やじるし（はらだ）のような歪んだ愛ではなく、
暴力的な表現はありますが僕的には純愛のように感じました。
二人の気持ちの変化の過程は必見であります。
ただ解釈難しいとこいっぱいあったんで、以下は自分の解釈だと思ってください。
そういう意味でも読み返したくなるマンガです。
１、２話
三崎は釧路に執拗に絡まれる。
釧路は会うたびに三崎をボコボコにする。
というとこから始まります。
ぶっちゃけ自分は冗談で言える以上のSとMの関係は、
自分は全く理解出来ない人間なので、三崎が殴られて興奮するとか
全然わかりません。三崎も最初は自覚なかったらしいですが。
最初はこんな感じで三崎は相手の名前も知らなかった。
けれど、家庭でも学校でも浮いた存在の釧路は寂しかったんじゃないかな。
で、何回か体を重ねて、初めてキスする。けれど釧路は
”なんかちげーわ、もうこねーから”
と三崎の元から消える。
３話
三崎に一か月ほど平和の日々が訪れる。
偶然三崎のバイト先で再会し、目が合うもシカト。
が、その夜三崎の家に、釧路が訪れる。
”腹減ってんだわ～”そう言って訪れたハルは、飯だけ食って帰る。
”ハルでいいし”そう言って大人しく帰るハルに戸惑う三崎。
ハルは自分の気持ちを確認しに来たのだと思う。
それからハルは何度も三崎の家に訪れ、テレビ見たり、泊まったり
やったりします。
そん時の気分をハルは
”飴玉舐めてるみてーな、、、”と表現しますが、
自分の全部を受け止めてくれる三崎との関係をそう表現したのでしょうか？
４話
ハルは大学で暴力沙汰で停学となる。
停学となったハルに三崎は”なんで殴ったんだよ”と窘める。
もちろんロクな答えが返ってくるわけでもなく、
三崎はわけもわからずイラつきハルを追い出す。
イラついた理由が、友人との会話の中で独占欲と気付く。
三崎はまた別の不良に絡まれているところをハルに助けられるが、
（三崎は絡まれすぎだろ、というかこの町治安悪すぎｗ）
”わざと絡まれるようなことしてんのか？簡単に殴られんなよ”
”お前だって誰彼かまわずボコボコにしてんだろうが”
二人の独占欲が歪すぎる。
三崎は”俺だけにしとけ”と言い体を重ねる。
三崎は”ハル、ハル”と何度も名前を呼ぶ。
ハルは”うっせーな、そんなに呼ばんでも、、、”
このシーン本当に好き。
暴力を介して繋がる二人。
こういうのは普通に少女マンガとかでは表現しづらいだろうな。
男同士だから許されるんだろうな、こういう表現は。
でも、ちゃんと愛を感じさせるからこのお話はすごい。
番外編
付き合うことになった二人のお話。
始まりが最悪だったため、二人とも不安な気持ちに。
優しくしようとしたいけど、殴ってやんないと興奮しない三崎に対して、
どう接していいか悩むハル
”三崎さん、俺に復讐しようとしてる？”
三崎もハルは女がいいのかなと悩む。
もう、この時点ではハルは完全に懐柔されてるので、
可愛さしかありません。
懐かない動物が自分だけに懐くみたいな。
そんな悦な気分になれます。
bonus track
三崎とハルの周囲の人のお話。
自分は我儘だなーと思うのは、
BL読んでると、登場人物が全員ホモになってることがよくありますが、
そういう時必ずと言っていいほど、
ホント、この世界にはホモしかいねーなー
と一人でツッコミを入れておりますが、
鈴木さんと本田君のようにそれっぽい雰囲気だけ出しといて、
オアズケ喰らわされると、
え？この二人ホモじゃないの？ホモだよね？
従順ワンコ系後輩攻め×ツンデレヤンキー先輩受け描けるよね？
と思ってしまいますが、皆さんはいかがでしょうか？
[18回]
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