いや悪くないよね?Let’s read BoysLove!! BL好き集まれ!! 男の自分がBLを読んで、感想を述べるブログ。 ネタバレはあり。 BLが苦手な方は読まないほうがよろしいけど、少しでも興味があったら薄目でご閲覧ください。 キンプリラッシュ攻略メモ始めました。
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ナンバーコール 古矢 渚
ナンバーコール (IDコミックス gateauコミックス) |
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AUTHOR | #古矢渚 | |
YEAR | ■2014 | |
VALUE | ★★★★★ | |
CATEGORY PROPERTY |
昨日はつまんないの紹介したので、今日は五つ星。
僕の得意分野、DKものです。
古矢渚?知らないなぁと思いましたが、
買ってよかった~ネ申本
キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
これ本当にヤバいッス
琴線切れるかと思った。
口角上がりすぎてつりそうになってやばいんで、
準備運動してから読むことをおススメしますw
ちなみにエロ無しです。
橘 映人(あきと)は、昔からエイトと呼ばれる名前にコンプレックスを抱いていた。
ひょんなことから知り合ったハチこと八田 智也。
ハチももれずにあきとの名前をエイトだと勘違いしていた。
同じ高校とはいえ、科が違う二人に接点はなかったが、
下校時刻の突然の雨。
置き傘があったエイトに
「お~い、8の人~、駅まで入れてー」とハチ。
駅まで会話するなかで、エイトは「あきとだから」と言いかけたが、
突然の突風に傘が壊れてしまい、言いそびれてしまう。
それから、学校ですれ違ったりすると、一言二言交わすようになる。
エイトはハチを目で追うようになり、
”自分とは反対で友達多そうだな、
じゃなきゃほとんど初対面の自分の傘なんか入ってこないよな”
誰とでもだから、俺だからってわけじゃないよな”
と、自分の中のちょっとした気持ちの変化に気付く。
受験生のエイトは図書室で勉強して帰ろうと図書室へ。
そこで偶然ハチの隣の席になる。
”最後までいるなら一緒に帰ろうよ”
この一言でエイトの集中力はかなり削がれていたが、
極めつけはハチはエイトによっかかって居眠り。
エイトの集中力はどっかいった。
これすげ~わかるぅ。
なんかいつものメンバーとかに「帰ろー」とか言われてもなんともないのに、
仲良くなりたいなーとか思ってたクラスメイトとかに急に
「今日部活ないなら一緒に帰ろーぜ」とか言われたら、なんかドキッとした経験。
居眠りに肩貸してあげるとちょっとした優越感?みたいな、
涎垂らされても、「しょーがねーなー」みたいなお兄ちゃんみたいな気持ち。
(ハチは垂らしてませんが)恋愛とは別にしても、男同士、友達同士でも
こういうの絶対あるんだよ~
で、一緒に帰るエイトとハチ。
”ハチは誰とでも仲良く出来る感じすげーよなー”
”そんなことないよ、愛想いいからそう見えるだけだよ
あん時もエイトの傘じゃなきゃ入ってなかったよ”
エイトは顔を赤くして立ち止まってしまう。
”俺だから・・?”
ハチはたらし決定だなw
で、それからエイトは悩む。
”友達だよな、、、
まぁ出会いは少し変わってたけど、普通の友達、
けどなんか違和感。
図書室で会って以来、一緒に勉強することが増えて、
それが楽しみな時間に変わるのに時間はかからなくて、
あれ?友達ってこんなんだっけ?
ああそうか、、、友達じゃないんだ、、、”
ここちょっと不満なとこ。
”友達ってこんなんだっけ?”で止めてほしかった。
いや、”ああそうか、、、”で止めたほうがいいかな。
友達じゃないのはもう読者もみんなわかってんだから、
断言せずにぼかして欲しかったなー。ちがう?
で、帰り道にハチが定期失くす。
エイトは次の日、遅刻ギリギリでハチの教室に来て、
”見つけた”
ボロボロになったエイトを見てハチの気持ちにも変化が、、、
こっからハチパート。
資料運びを頼まれたハチはエイトに廊下で会い、手伝ってもらうことに。
”エイトはイイ奴だね”
”えー、でもイイ奴って聞こえはいいけど、
男としてはあんまりみたいな感じじゃね?”
”え?そう?俺が女だったら、エイトみたいな奴と付き合いたいけど?”
荷物を落とすエイト、話しかけづらい雰囲気のハチ。
それから話すこともなく冬休みがきて三学期がきて。
久しぶりにエイトに会うハチ。会話はするも違和感を感じる。
”図書室はたぶんもう行かない"というエイト。
”なんかまずいこと言ったかな”と悩むハチ。
”やっぱあれかな?気持ち悪かったのかな?
俺が言われたらどうかな?気持ち悪い?嬉しい?”
悩むハチにさらにショッキングな事が。
エイトの本名があきとだと。
エイトの友達にこっそり確認を取るハチ。
”あれ?知らなかった?あいついっつも最初に言うのになー”
自分だけが知らなかったことにショックを受けるハチ。
友達にフラれたみたいな顔してるよと言われ、、、、、
受験も終盤になり、合格が決まった友人が、
”心置きなく、卒業できるわ~”と言っているのに対し、
”心置きなく”という言葉が引っ掛かるエイト。
ハチのこと避けていたけど、やっぱりハチのことばかり考えていることに気付く。
エイトは友人に、”俺こないだ八田君と話したんだけど、彼に言ってないことあんじゃね?”
と指摘され、、、
言わなきゃと。
あーもー、これ久々に読み返したけど、本当にやばい萌える。
人前で読みたくない、ニヤニヤしながら読んでるの自分でわかるから。
高校進学して、高校から仲良くなった奴が、同中の奴から呼ばれるあだ名と違う呼び方で、
なんか嬉しい気持ちになったの思い出しました。
エロ無しで良いBL探してる方いらっしゃいましたら、是非御拝読下さいませ。
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名前についたナンバーというモチーフも、物語のクライマックスによく繋がっていて、
うまいな~と感じた作品でした。
(人物の描き分けにちょっと難を感じましたが…)
だいちさんの感想で、
>これすげぇ~わかるぅ。
とおっしゃってるところ。非常に新鮮に感じました。
BLに出てくるような男同士の関わりや関係など「ねーし!」
と男子の方々が吐きすれるように言われるのを聞くにつれ、
なんかもやんとした悲しみというか憤りみたいなものを感じてました。
なので、男性であるだいちさんが、「あるよ!」とおっしゃるのを聞いて、非常に心強かったです。
>”友達ってこんなんだっけ?”で止めてほしかった。
おっしゃること、良く分かります。確かに蛇足のような気もしますが、
「友達じゃないんだ」という「~じゃない」というネガティブな音で、
映人が自分の思いをあまり喜ばしく思っていないことを表してもいるのかな、と思ったりもしました。
と、初コメで、長々とすみません。
これからも楽しみに読ませていただきます。
それでは。
PS リンクを貼らせていただいてます。
初めまして、コメントありがとうございます。
>だいちさんの感想で、
>>これすげぇ~わかるぅ。
>とおっしゃってるところ。非常に新鮮に感じました。
~
>なので、男性であるだいちさんが、「あるよ!」とおっしゃるのを聞いて、非常に心強かったです。
そう言って頂けると嬉しいです。もちろん全部が全部ではないですが、
この作品のこの時のエイトの気持ちはすごい共感できました。
もちろん思考が全然わからん男子が出ている作品もあるのも確かですけど。
ま、人間ですから。
>「友達じゃないんだ」という「~じゃない」というネガティブな音で、
>映人が自分の思いをあまり喜ばしく思っていないことを表してもいるのかな、と思ったりもしました。
なるほどー、そう考えたらハチのこと避けるようになったのも納得できました。
勉強になりました。
最近はブログのデザイン変えるのであれこれしてましたので、
記事全く書いてなかったですが、ある程度整ったので、
本気でホモ出していきますねw
コメントは非常に励みになりました。
また、遊びに来てください。